白内障は年齢と共に進行するものから、糖尿病やステロイド内服などの影響で発症するものまで原因は様々です。
治療法としては現時点では手術加療が唯一の治療法となりますが、手術希望がない場合は点眼加療治療で様子を見ることも可能です。
白内障と思っていたら別の眼の病気が見つかることもしばしばありますので是非一度眼科受診をして精密検査を受けることをお勧めいたします。
日帰り手術は費用面でのご負担の軽減や、自宅に帰ることができるため精神的なストレスが少ないことがメリットです。
また、当院では大学病院と同等の手術装置、環境を整備しており、高度な医療を身近なクリニックで受けていただくことが可能です。
難症例を含む、多数の執刀実績のある担当医が診察も手術も対応しますので、より安心して手術を受けていただけます。
白内障手術に使用する眼内レンズには、単焦点眼内レンズと多焦点眼内レンズの2種類があります。
単焦点眼内レンズはその名が表す通り、1つの距離に焦点を合わせた眼内レンズのことです。
単焦点眼内レンズを入れた後は白内障の濁りがなくなり非常に見やすくなりますが、1つの焦点しか合わないため、手元の新聞も、遠くの看板も両方の距離がくっきり見えるという訳ではありません。
近く(手元の距離)に焦点を合わせた眼内レンズを入れた方は、遠くをみる時には遠距離用のメガネが必要となります。
遠く(数メートル先)に焦点を合わせた方は、遠方はある程度見えますが、手元を見るときに、近距離用のメガネが必要となることがあります。
多焦点眼内レンズは、焦点を1つの距離のみに合わせる単焦点眼内レンズと異なり、遠距離、中距離、近距離など複数に焦点が合います。近くや遠くの焦点が合うようになります。
多焦点眼内レンズは、若い頃のような見たいところに 焦点を自由に合わせてくれる水晶体とは違うので、位置により見えにくい場合は、メガネが必要となることもあります。
また、細かい文字を読んだり、長時間読書をする時なども、メガネをかけたほうが楽な場合もあるでしょう。それでも、単焦点眼内レンズを入れた後のように、見たいところや物の位置に合わせて、いくつものメガネを使ったり、頻繁にメガネをかけたり外したりすることから解放されます。
職業柄、メガネやコンタクトレンズの装用ができない方はもちろん、メガネをかける頻度や本数を減らしたい方には好ましいと言われています。
多焦点眼内レンズは、遠距離、中間距離、近距離など複数に焦点を合わせられるよう設計されています。
多焦点眼内レンズでの見え方に脳が慣れるには、年齢や個人の差はありますが、一般に数ヶ月程度かかると言われています。
また、暗いところでは単焦点眼内レンズと比べ、くっきり感がやや落ちる可能性もあります。
薄暗い場所や夜のライト等を見ると、光の輪やまぶしさを感じることもありますので、特にレンズを入れた後の数ヶ月間は、夜間の運転等には注意が必要です。
今までの3焦点レンズに加えてハロー、グレアなどの
見えづらさが起こりにくい設計となっております
殆どの患者様が、眼鏡を使わずに、遠くのものをクリアに見ることができます
殆どの患者様が、パソコンの画面などを眼鏡なしで見ることができます
殆どの患者様が、メニューなどを読む際に眼鏡を使用する頻度が減っています